この度、株式会社ゲームポット(本社:東京都港区、代表取締役社長:植田 修平、以下「当社」)が運営する
オンラインゲーム『スカッとゴルフ パンヤ』のウェブサイトにおいて、一部のウェブページが改ざんされ、
閲覧された方々が悪意のあるソフトウェアに感染する可能性がございましたので中間報告いたします。
2.被害状況
7月5日(土)20:30から7月7日(月)10:30の間、当社が運営するオンラインゲーム『スカッとゴルフ パンヤ』の
ウェブサイトにおいて一部のウェブページが改ざんされ、閲覧された方々が悪意のあるサイトへの誘導後
OSの脆弱性を利用され、下記のソフトウェアがダウンロードされる可能性がございました。
[改ざんをうけたウェブページ]
・http://www.pangya.jp/library_bbs_illust3_list.aspx
・http://www.pangya.jp/library_bbs_art1_list.aspx
・http://www.pangya.jp/pipin_game/pipin_game.aspx
※改ざんをうけたウェブページについて、現在は安全に閲覧いただけます。
[誘導されたサイトからダウンロードされる可能性のあったウイルス]
・aspimgr.exe(Backdoor.Win32.Agent.lad)
プロキシサーバとして常駐し、悪意のあるユーザのリクエストを仲介します。
http://www.symantec.com/ja/jp/security_response/writeup.jsp?docid=2007-060812-4603-99&tabid=1
・braviax.exe(Hoax.Win32.Renos.bcz)
・winivstr.exe(FraudTool.Win32.XPSecurityCenter.c)
・cru629.dat(Backdoor.Win32.Small.cyb)
上記3つの不正プログラムはシステムに常駐し、アドウェア、悪意のあるソフトウェアのダウンロード/実行を試みます。
http://www.symantec.com/ja/jp/security_response/writeup.jsp?docid=2008-050916-1055-99&tabid=1
ウェブページの改ざんにつきましては、『スカッとゴルフ パンヤ』のウェブページに対して故意に行われたものではなく、
インド・ベネズエラの感染端末を経由した無差別な攻撃との報告を情報セキュリティ専門機関より受けております。
なお、当社サービスにおけるお客様の個人情報に関しましては、情報へアクセスされた事実はございません。
・F-Secure オンラインスキャナ
http://www.f-secure.co.jp/v-descs/disinfestation.html
・カスペルスキー オンラインウイルススキャン
http://www.kaspersky.co.jp/virusscanner
今後の強化及び見直し項目
・当社のセキュリティポリシー
・ファイアーウォール/セグメント等のシステム構成
・休日を含むウェブサイトの監視体制
事態の詳細に関しては、情報セキュリティ専門機関とともに調査を継続して行い、今後報告いたします。
お客様および関係各位には多大なご迷惑をおかけすることになりましたことを深くお詫び申し上げます。